2018年の日記㊴
『あのおじさんはやるよ』
昨日炊事をしていたら蛇口がとれた。
しばらく、自分で何とかしようと奮闘していたが、なんともならない。
この前は、風呂場の蛇口がとれた。
そういうブームなのかね!!
『うちのパッキンがバカ祭りやってるよ!!!!』
と大激怒しながら母に連絡。
母から父に連絡いくことは想定済み。
ほいで何の心配もなく布団に横になる。
起きたら見事に蛇口は元さやに収まっていた。
私の父は人としてはどうかしてるが大体何でも出来るやつだ。
昔、私が福祉施設で働いていた時。
私はたまたま休みだったのだが、園の軽トラが園の畑の穴にはまってにっちもさっちもいかなくなった事があった。
『どうする!?ヘリコプター呼ぶ?』
『レスキュー?』
などと同僚たちが大パニックに陥った時に、そこに登場したのがプロパンガスを交換しにきたガス会社のおじさん。
そう。それは我が父。
詳細は忘れたが、やつはロープ1本で軽トラを救出し、いちやく園のヒーローになった。
休み明けに出勤したら、娘の私までなんか讃えられて、実に面倒だった。
あのおじさんは大抵なんでもやる。
だからといって何でも出来る男性がいいという訳では決して無い。
私はあのおじさんの娘だ。
自分で出来ることはなんでもやる。
なめてもらっちゃ困る。
私は生活力のあるバカなのだ!!!!
(自慢にならない……)
正直、工具さえあれば今回も自分で蛇口くらい取り付けられる自信はあった。
(自信のみだが 笑)
そこが今までお付き合いしてきた方々のプライドを傷付けてきたマイナスの側面もなきにしもあらず。
人間関係には不器用で、恋愛関係など不器用を通り越して赤ちゃん状態だが。
あのおじさんとは、もう数ヶ月同じ家に住んでいながらも口を聞いていない。
我々は、お互いに接し方が不器用で何も出来ない。
私は、父とは一生分かり合えないだろうし。
父も私と相容れることは一生ないだろう。
家を出る。
その生活力で母と弟たちをお願いします。
私のことは心配しなくていいし、その的外れな過干渉から解放して下さい。
私はあなたの娘です。
大体のことは自分で出来ます。
さて、今日は定期の通院日。
頑張ってこよう。